
GTクラッチの機構
GTクラッチの機構
GTクラッチ・ブレーキは、主として次の3つの組立部品で構成されています。

- フィールド・ローター組立
フィールドとバッキングプレート、ローターで構成されています。
フィールドはクラッチを起動させる為の磁力を発生させます。
ローターは入力シャフトに取り付けられ、入力回転が供給されます。 - アーマチュア・プーリー組立
アーマチュアとプーリー、リーフスプリング、ハブで構成されています。
クラッチの出力側となります。 - ブレーキ組立
ブレーキカバーと空隙調整用ナット、コイルスプリングで構成されています。
調整ナットの締め付け力の調整によりブレーキトルクが変更でき、 希望の停止時間にする事ができます。
磁気の流れはフィールドからローター、そしてアーマチュアを通過して行きます。
この磁気によってアーマチュアとローターは連結されます。
電源が切れると、リーフスプリングでアーマチュアは開放され、ブレーキカバー側に引き戻され、ブレーキが掛かります。