GTクラッチの機構
GTクラッチの機構
GTクラッチ・ブレーキは、主として次の3つの組立部品で構成されています。
- フィールド・ローター組立
フィールドとバッキングプレート、ローターで構成されています。
フィールドはクラッチを起動させる為の磁力を発生させます。
ローターは入力シャフトに取り付けられ、入力回転が供給されます。 - アーマチュア・プーリー組立
アーマチュアとプーリー、リーフスプリング、ハブで構成されています。
クラッチの出力側となります。 - ブレーキ組立
ブレーキカバーと空隙調整用ナット、コイルスプリングで構成されています。
調整ナットの締め付け力の調整によりブレーキトルクが変更でき、 希望の停止時間にする事ができます。
磁気の流れはフィールドからローター、そしてアーマチュアを通過して行きます。
この磁気によってアーマチュアとローターは連結されます。
電源が切れると、リーフスプリングでアーマチュアは開放され、ブレーキカバー側に引き戻され、ブレーキが掛かります。
小倉クラッチ事業情報
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For OA
小倉クラッチは日本で初めてOA用マイクロクラッチの原型を開発。
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For Factory
小倉クラッチはクラッチ/ブレーキの開発機種5,000機種以上。
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For Car
世界中のお客様に累計4億台以上を提供したカーエアコン用クラッチの技術と実績は世界No1といえます。
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For Life
海外マーケットでの実績に裏付けられた専用芝刈り機・農業用/ トラクター用電磁クラッチ・ブレーキ
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Challenge Spirit
技術に対するチャレンジスピリッツを真剣に琢磨する。その精神から生まれた製品は常に最高を目指します。
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関連会社 固有技術
当社国内関連会社では「鍛造解析➡金型設計➡製作まで一貫して対応した冷間鍛造技術」や「あらゆる巻線コイルに対応した巻線技術」を有し、グループにおけるものづくりの一翼を担っています。